ブラックニスト!!
最後の電話…続き。
注)最後の電話の続きです。

実は…

あの話には続きがある。

真実があるのだ…

あの後、私は◯◯にお線香でもあげようと思い◯◯の家を訪ねた。

手紙に書いてある住所…

着いてみたが◯◯の名前は無い…

住所の間違いなのかと思い電話をしてみた。

しかし、繋がらない。

繋がらないと言うより

使われてない番号だった。

おかしい…

先日は繋がったはずなのに。

引っ越したのか?

そう思った私は実家を訪ねる事にしてみた。

もう何十年も経つから無いと思ったが

取り敢えず行ってみた。

やっぱり無かった…

仕方ない、この近所で聞いてみる事に。

すると、見覚えのある家があった!

昔よく世話になった家だった。

この家の人なら知ってるかも知れない!

そう思った私は家の人に聞いてみた。

私「すみません。」
私「この辺りに◯◯さんと言う御宅ありませんでしたっけ?」

家の人「あー。」
家の人「あったねー。」

私「やっぱりありましたよね?」
私「引っ越ししたんですか?」
私「もし引っ越したなら引っ越し先とかわかりませんか?」

家の人「引っ越し?」
家の人「違うよ。あの家は火事があって全部焼けちゃったんだよ」
家の人「もう、20年くらい経つんじゃないかな…」

私「火事!?」

20年前…

私は思い出した。

アレは中学3年の冬休み…

私は◯◯の家に遊びに行ってた。

その頃はお正月と言う事で

家族みんなが家に居た。

◯◯は中学3年の初め頃から

タバコを吸い始め、私はそれを

何度も止めた。

しかし、◯◯は聞く耳持たず

吸い続けていた。

勿論家族には内緒で。

◯◯の部屋は1階の玄関近くだった。

家族には会わずにそのまま直行出来る部屋と言う当時の私達には羨ましい場所だった。

私が遊びに行って居た時も勿論◯◯は

タバコを吸っていた。

ニオイがバレない様に窓際で…

今考えてみると、親とかが気付かないはずはない…

多分吸っている事を知っていたのだろう。

でも、そのタバコの火がとんでもない事になる事は誰にもわからなかった…

その当時も話しで盛り上がり、

夜は11時を過ぎてた。

家族の人達は既に眠りについていて

迷惑になると思い

2人で外へ出掛けてしまった。

タバコの火をちゃんと消さずに…

数時間が経って◯◯の家の方が

騒がしくなって

消防車などが数台◯◯の家の方へ走って行く。

私達はまさかと思い◯◯の家に向かった…

私達が辿り着いた時には既に家の周りを火が囲んでいてどうする事も出来なかった。

数時間後には鎮火したが、

焼け跡から家族の遺体。

私は◯◯に何を言っていいのか

わからなかった…

火元はあのタバコ…

消し忘れたタバコの火が

カーテンに移り一気に火が

まわったらしい。

作り話とかでよくある話しだが、事実だ。

◯◯は責任を感じたのか

その後、首を吊り自殺…

私はショックでその出来事を

キヲクから消そうとした。

私はその後、親の都合でこの地から

引っ越す事になった。

引っ越したのが良かったのか

私はその出来事を完全に忘れていたのである。

全てを思い出してから背筋がぞぉっとした。

日曜日に会う約束の手紙…

日曜日に会えなくなった時の電話…

手紙が来た時点で◯◯は存在して居ないのに…

しかも、電話まで…

思い出してからその後は

もう何も起こらない。

あの出来事を忘れてたいた私に

思い出させる為に

話し掛けて来たのかも知れない。
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最後の電話
今度の日曜日に中学時代の

友人と久しぶりに会う約束をしている。

私はその為に色々と準備を

していた。

すると電話が鳴り出した。

私「ハイ、◯◯です」
相手「もしもし?◯◯?」
相手「俺だよ◯◯」
私「おぉ、どーしたんだ?」
私「日曜日に都合つかなくなったのか?」

相手「あ、いや、ちょっと会う前に話しがしたかったからさ…」

私「なんだよー。」
私「日曜に会うんだからその時話したらいいだろw」

相手「まーいいじゃないかw」

と言う事で話しをしていた。

中学時代にあった色々な話しで盛り上がってた…

ふと時計を見ると1時間以上話しをしていた。

私「なー。もう1時間以上話ししてるぞw」
私「日曜日にも会う事だしそろそろ切るぞ」

と言った瞬間!

相手の電話の向こうからお経が聞こえて来た。

私「おい、お前の家の近くでお通夜でもやってんのか?」
私「お経を読む声がしてるぞ」

と言ったら

相手「あぁ。」

と、暗い声で答えた。

私「誰か亡くなったの?」

と聞くと

相手「そう、亡くなったんだよ」

とまた暗い声で答えた。

私「近所なら付き合いあるんだろ?」
私「お前は行かなくていいのか?」

相手「大丈夫…」
相手「俺のだから…」

と言って電話が切れた。

私は何を言ってるのか理解出来なかったので◯◯の家に直ぐ電話をした。

しかし、誰も出ない。

出るはず無かった。

そう、その時は丁度◯◯のお通夜をしていたからだ。

家族の人と連絡が取れたのは翌日。

話しを聞くと、通勤途中で事故に合い

即死状態だったらしい。

◯◯は私と会うのを凄く楽しみにしていたらしく

中学時代のアルバムを何度も家族に見せてたと言う…

そうか、日曜日にも会えずもう話す事が出来ないから最後に電話を掛けて来たのか…

もう少し、話しをしてあげれば良かったと私は後悔をした。